日本酒

「SAKE Spring 2023 Kyoto」に参加!全国から酒蔵が集まる日本酒フェスでした!

2023年3月11日と12日に京都市内のみやこメッセで行われた、「SAKE Spring 2023 Kyoto」へ参加してきました。

日本最大級の利き酒イベントとして知られる通称「サケスプ」は、公式HPによると以下のようなコンセプトで運営されています。

「日本酒の新しい可能性を広げる!」をコンセプトに全国で展開するきき酒イベントです。酒のある時間の楽しさ、新しく生まれる人と人のつながりなど、お酒の魅力を発信すべく活動しています。2019年は京都・東京・倉敷・浜松・ニューヨークなどで開催し、年間約5万人を動員。

引用元:SAKE Spring公式HP

今回は参加されるブースの中に別のイベントでお知り合いになった方が出展されるということで、12日の後半戦に参加してきました。

楽しみにしていたけど、想像以上に楽しいイベントだったね!

本当にそうだよ。また次回も参加できれば嬉しいね!

現地の様子を簡単にお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

最終日の後半へ参加!

我々が参加した時間帯は、最終日の14:00〜17:00の時間帯。

2日に渡って、10:00〜13:00と14:00〜17:00の合計4コマでの開催でした。

参加チケットは数種類販売されており、入場券とお酒の引換券、さらに持ち帰りできる専用グラスが着いて1,480円からの販売。

金額によってお酒引換券の枚数や、イベントに参加できる権利などが付いてきます。

サケスプを満喫したいとい考え、我々はの4,280円の「ごほうびチケット」を購入しました!

京都最大級のイベント会場である東山、岡崎エリアの「みやこメッセ」が会場。

京都駅からはバス、もしくは地下鉄を利用すれば30分程度でアクセスできる環境にあり、周辺には平安神宮や岡崎公園などの観光地も多数。

県外からの参加であれば、観光ついでによりやすいベストな場所にあります!

開始予定の5分ほど前に到着しましたが、入場待ちの列が!

チケットによって入場口が異なっているようで、人の多さに反して比較的スムーズに皆さん入場できていました。

この時点で薄っすらと会場の雰囲気が伝わってきて、ワクワクしてきます。

ね!イベント独特の熱気が感じられて気持ちが上がるよね!

入場口でグラス、チケット、パンフレットをもらったら早速スタート!

春らしさを感じるピンク主体のデザインがキレイです。

全国各地から酒蔵が参加

広々とした会場には所狭しと蔵元の出展ブースが並んでいます。

京都では珍しい銘柄、秋田両関酒造の「花邑」出展ブース。

サケスプカラーのピンクがマッチしていて、常に大勢の人達が訪れていました。

花邑は東北に住んでた時によく飲んでいた、思い出深い銘柄だよね。

そうだね!東北らしい綺麗な飲み口が印象的かも。

こちらは新潟の髙千代酒造ブース。

種類豊富な「たかちよ」コレクションは、新潟では珍しい旨口タイプのお酒として人気。

全国的にも珍しい銘柄ということもあり、人気のブースの1つでした。

大人気、山形県旭酒造の「獺祭」ブース。

現在ではアメリカのニューヨークに工場を製造するなど、国外市場への挑戦が活発になっています。

圧倒的な吟醸香は若い女性を中心に大人気。常に長蛇の列が出来ていました。

日本酒だけではなく、地ビールなどの提供もあり。

3時間で周りきれるか?という不安がよぎるほど充実したブース数です。

奈良県、油長酒造の大人気銘柄「風の森」の飲み比べ。

チケット2枚と引換に山田錦、山田穂、露葉風の3種米違いを試飲できました。

使用酵母、精米歩合は一律で、単純に米違いの飲み比べは中々機会が無いので新鮮。

薄っすらと山田錦が濃厚な印象、露葉風はあっさり系、山田穂はその中間かなといったイメージです。

滋賀県岡本本家の「金亀」。

驚きの精米歩合100%。つまり玄米を使用したお酒を提供されていました。

見た目に反して濃すぎずほんのり甘い風味が特徴的。

それでいながら後味はダレていない印象。

出身地ということもあって、滋賀県のお酒は全体的に大好き!これはお気に入りになりました!

金亀は祇園で「遊亀」という飲食店を経営されているそうです。

次回はそのお店に足を運んでみようかなと思います。

髙千代ブースでいただいたのは、「たかちよ」の豊醇無盡 純米 おりがらみ 青というシリーズ。

公式ではグレープフルーツと記載されていますが、本当に「日本酒か?」と感じてしまうジューシー感は唯一無二。

これが新潟っていうのがさらに新鮮ですね。

「たかちよ」は日本酒が苦手と思っている人にこそ飲んでほしい銘柄!このジューシー感は特別です!

京丹後市のハクレイ酒造のブース。「香田」や「酒天童子」といったレトロなラベルの印象が強い蔵でしたが、今では「Vivitシリーズ」というハイカラなものも出されているよう。

スタンダードと案内された「Vivit 青」をいただきましたが、自分が持っていたハクレイの印象を払拭する今風な味。

さらに「Hakurei03」という、酸基醴酛(さんきあまざけもと)で造られた珍しい一本も。

初めて聞いた酛でしたが、うっすら甘く飲みやすいお酒でした。挑戦し続ける蔵元は応援したくなります。

プレミアチケット購入者限定のブースもあり、そちらには様々なプレミア酒が。

本数の関係から参加者全員には提供できないということから、このような対応をとっているそうです。

こちらでは青森県西田酒造店の「田酒」をいただきました。

5年ほど前に出会ったお気に入りの銘柄で、東北地方にしては少し重めの印象。

それでも香りは一級品!

前職の青森出張で知った「田酒」!京都で久々に飲めて嬉しかった〜

ビールスタンド重富のブースも!

こちらは広島市で大人気のお店、「ビールスタンド重富」のビールが飲めるブース!

会場の目玉にもなっており、常に行列が出来ていました。

広島のお店では「1人2杯まで」、「営業は2時間のみ」という攻めたスタイルを続けており、行列が絶えない名店として知られています。

そんなお店がブース出店しているなんてありがたい…

ビール好きとしては必ず寄りたいブースだったね!

このお店盛大の特徴は、昭和初期のビールサーバーで注がれるクリーミーな泡。

サーバーの解説をしながら店主の方が次々にビールを注いでいました。

「日本が一番元気だった時代のサーバーで注ぐビール」と話されており、そのバックグラウンドも相まって特別美味しく感じます。

クリーミーな泡!きめ細やかさが特別だね!

実際にお店に行きたくなるね。プレスチックコップでも十分美味しいけど、ガラスコップだとどうなるんだろう?

我々は14:45からの注ぎ体験イベントに申し込んでいたのですが、到着早々にビールチケットを使ってしまい、追加ではお酒券3枚が必要とアナウンスされました。

ビールはもうお腹いっぱいだったのと、他に飲みたいお酒もあったので泣く泣く断念…

それでも貴重な1杯をいただけたので良しとします。

日本酒を合わせた「枡BAR」

今回「サケスプ」に参加するきっかけとなったブースである「枡BAR」。

こちらは岐阜県大垣市の「枡」を中心に「FOMUS」という事業を展開されています。

ファウンダーの「まっすーさん」とは、とあるオフ会でお知り合いになり、応援したくお伺いしました。

まっすーさんとは約1ヶ月ぶりの再開でした!個人的に応援しているプロジェクトなので嬉しく思います。

相変わらず素晴らしい方で、なんか安心感があったね。

とんでもない量の枡が積み上がったような販促物。

「枡」を利用して日本酒を楽しめます。

ヒノキの香りがほんのり香るため、通常の日本酒とはまた違った味わいに変化します。

お気に入りのお酒を入れ続けると、枡にその香りが移っていくそう。

そのためウイスキーなどに使っても面白いと話されていました。

初日には限定枡の販売もされていたようですが、あっという間に売り切れになったようです。

「FOMUS」ではNFTを始めとした様々な取り組みをされていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!

時間内にはイベントも

3時間という時間内には、会場中心のブースで時間毎に色々なイベントが行われていました。

楽器演奏や対談、各ブースの代表者が自分たちの商品をアピールしたりなど、見ていて飽きない催しが続々と。

和太鼓演奏はすごい迫力だったね!

滅多に聞く機会も無いしね。これも貴重な経験だよ。

まとめ

3時間という長時間ですが、あっという間に終了した感覚でした。

全国各地の蔵元が一斉に集まり、直接話しを聞けるという意味では非常に貴重なイベントかもしれません。

色々な催しも楽しく、次回も参加できればと思います。

また、こういったイベントは席の確保やテーブルを探すのに手間取ったりしますが、「サケスプ」では十分な数の椅子とテーブルが用意されていました。

この辺りは来客者目線で運営されていると非常に好感を持てますね!

沢山のお酒好きとも知り合いになり、偶然の人脈を広げることにも繋がった「サケスプ」。

やっぱり参加できるイベントには積極的に足を運んだほうが良いなど改めて実感できました。

やっぱり大勢で楽しむお酒も楽しいね!

また次回のイベントも楽しみだね!本当に行ってよかったよ!