『Meets Regional』は京阪神エルマガジン社が発行する、京阪神を中心にした地域情報誌。
関西圏以外の方はご存知ないかもしれませんが、毎月様々なテーマに合わせた飲食店やグルメ情報を掲載しています。
2023年8月1日(火)にはMeetsが主催する「酒祭2023」というイベントが、マイドームおおさかにて開催されました。
読者招待大宴会ということで応募し、無事に参加できましたのでその内容を紹介します。
雑誌主催のイベントは初参加でしたが、大盛況で驚きました。
活気あったよねー!めちゃくちゃ楽しかった!
平日にも関わらず多数の参加者が押し寄せる!
平日の仕事終わり時間帯ということで18:30オープン、19:00スタートという設定。
我々は18:50に会場に到着しましたが、かなりの列が出来上がっていました。
ズラーっと並んでいます。
どうしても19:00スタートになると、仕事終わりギリギリになる人が多いようです。
15分ほど列に並び、19:10に会場入り。
並んでいる間に中央ブースで乾杯の挨拶が行われていました。
かなり余裕を持って到着した方が良さそうでした。
専用のリストバンドで協賛ブースは無料
受付を済まして入場!
リストバンドを付けていれば、協賛ブースの品物が無料になるようでした。
会場は大盛況。
会場スペースを倍にしてもいいかも?と感じるくらい、大混雑していました。
逆に言えば活気があって、楽しい雰囲気が充満しています。
平日にも関わらずここまで盛り上がっているとは、びっくりです。
日本盛「JAPAN SODA」
まずは日本盛「JAPAN SODA」をいただきます。
灘を代表する銘酒であり、どこでも手に入る気軽さが嬉しい銘柄ですよね。
「JAPAN SODA」は度数7%と低アルコール。
飲んだイメージとしては、甘口のカクテルを思わせる軽やかな雰囲気。
日本盛オリジナル酵母を使用ということで、甘やかな吟醸香が印象的でした。
スタンダードな日本酒がベースにあり、個人的に好みです。
炭酸は微発泡であり、上品に舌を刺激します。
甘口なのですが、そこまでくどくなくスッキリと飲める味わい。
日本酒だと言われなければ、気が付かないかもしれません。
白を貴重としたラベルがモダン。
蓋ができる日本酒は外飲みで重宝しますね!
濵田酒造「CHILL GREEN」「DAIYAME」
個人的に気になっていた焼酎がブース出店していて、非常に嬉しかったです。
ボタニカル系麦焼酎と名乗る「CHILL GREEN」は、マーガオという香辛料を使用。
マーガオとは台湾で古くから使用される、伝統的なスパイスらしいです。
柑橘系と山椒のようなスパイシーな風味が、麦焼酎らしいすっきりとした味わいと見事に調和しています。
発酵中の醪にマーガオを入れるタイミング、その特徴を引き出すためのブレンドなど、細部までこだわった一本。
もはや焼酎の域を超えた、非常に個性的な商品。トニックウォーターと割っても美味しいかもしれません。
こういった製法はクラフトサケに通づるものを感じますね。
一方、芋焼酎の「DAIYAME」は圧倒的なアロマ感が特徴。
濵田酒造が独自の技術で生み出した「香熟芋」が使われているらしく、本当にこれまでの芋焼酎とは一線を画す個性があります。
減圧焼酎は比較的フルーティーなものが多いですが、この「DAIYAME」はすごい。びっくりしました。
これも黙って出したら、芋焼酎だと感じる人は少ないかもしれません。
「ライチ酒?」と思ってしまうほどエキゾチックなフルーツ香が面白かったです。
梅乃宿「赤ポン」「白ポン」
梅乃宿が提供するのは「赤ポン」と「白ポン」という商品。
赤ポンの原料は「ぶどう、醸造アルコール、ワイン、日本酒、ウッドチップ」という珍しい組み合わせ。
しかし飲んでみると「ぶどう酒!」という印象が強かったです。
度数は8%なのですが、一切それを感じられないほど甘やかでジュースのように飲める。
ウッドチップによる適度な樽感も感じられて、良いアクセントになっています。
「ワインを飲んだことない人が想像するぶどうのお酒」を具現化したような味わいだと思いました。
まさにぶどう酒!という感じ。これは面白いお酒でした。
一方「白ポン」の原料は「グレープフルーツ、醸造アルコール、ワイン、日本酒」。
「赤ポン」の白ワインバージョンといったイメージでしょうか。
グレープフルーツ由来の程よい苦味がよく、甘すぎない美味しい一本。
度数は6%と低めであり、これを嫌いになる人はいないのでは?と感じました。
宅飲み、プレゼントにも最適な商品。
これは面白いですね。
また買って楽しみたいと思います!
近鉄リテーリング「大和醸造」
奈良県のクラフトビール。
「飲み干した後にもう1杯飲みたくなる」をコンセプトの醸造されています。
時間の関係でこちらは飲むことができませんでした…
残念でしたが、またどこかで購入して飲んでみたいと思います!
アイデイ商事「フロール・デ・カーニャ」
1890年から5世代続くラム造りの名家が、ニカラグアにて100%再生可能なエネルギーで蒸留し自家熟成させたラム酒。
ラム酒はそこまで飲用頻度高くないですが、並んで飲んでみました。
「ラムコーク」「ラムハイボール」「オンザロック」「ストレート」「エスプレッソトニック」と5種類から選択可能。
とりあえず「オンザロック」を頼みました。
それぞれで使用されるラムの種類も異なるため、提供するお兄さんはめちゃくちゃ大変そうでした。
聞いてみると「もう少し商品数絞れば良かった笑」と話されていましたが、こちらとしては豊富な酒類から選べてありがたかったです。
1つづつ丁寧に造っていて、本当にバーみたいでした。
ラム酒らしい甘やかくも香ばしいフレーバーが印象的。
非常に飲みやすく、40%という度数にも関わらずスイスイ飲んでしまいました。
豊富な飲食ブースは大盛況
会場には酒類だけではなく、沢山の飲食ブースが出店していました。
どれも大阪で有名なお店ばかりであり、凝った商品を提供されています。
「天ぷらとワイン大塩」は梅田の人気店のようです!
イベントでありながらも、提供料理はどれも本格的でした!
クラフトビールバー「うみねこ」は心斎橋のお店!
飲食ブースも大行列が出来ていました。
とりあえずお腹を満たそうということで、チャプチェを注文。
お酒の列に並びながら食べましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。
イベントブースも多数あり
Meets本誌でイラストを担当されている、辻井タカヒロさんによる似顔絵ブースもありました。
せっかくだしお願いしようと思ったのですが、すでに予約が埋まっており泣く泣く断念。
ブースの一角では「ファンクラmeetsバー」と称したキャバクラも展開していました。
実際のキャストたちが立っていましたが、こちらも大行列ということで断念。
会場には「ロケの神様」と称されるタージンさんがいらっしゃり、各ブースの魅力を伝えていました。
めちゃくちゃスムーズに進行する様子は、まさにプロフェッショナル。
あの語り口を生で見ただけでも行った価値ありますね。
俳優の窪塚洋介さん、meets編集長もステージに登場して様々なイベントを対応されていました。
会場ではmeetsバックナンバーの販売もあり。
日本酒特集を購入させていただきました!
気になるお店、お酒と出会えた2時間でした
2時間というイベント時間でしたが、残念ながら全ブースを回り切ることはできませんでした。
会場内は大盛況だったため、食べ物を持ちながら歩き回るのは危険と判断。今回はほとんど飲みに徹しました。
美味しそうなブースばかりでしたので、またお店にお伺いしてみたいと思います。
今年に入ってこういったイベントが再開し始めましたが、やっぱり楽しいですね。
また来年もあったら参加したいと思います!
飲めなかったお酒も別途で飲んでみます!